すでに発売されている「先発薬」と、まったく同じ成分で作られるのがジェネリック医薬品。効果がすでに実証済みだから、安くできるのです。
薬の販売には150~200億の円という多額な費用がかかります。開発に要する時間も10~20年と長期間です。一例ですが、薬効成分になりそうな化合物を発見しても、それがものになるかどうかは4000分の1の確立といわれます。
開発後も、厚生労働省の認可を得るため、動物実験に3~5年、人体での確認試験に3~5年、そして審査に2~3年もかかります。こうしたコストをもちに先発薬の価格(薬価)が決められます。
ジェネリック医薬品は、先発薬と同じ薬効成分を使って製造されます。先発薬ですでに薬の効き目や安全性が確かめられているので、研究開発費の費用も少なく、期間も短くてすみます。発売するまでの審査手順も、先発薬と比べると簡単で短期間ですむため、製薬会社各社は競ってジェネリック医薬品を製造・販売しているのです。